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疲労とは

私たちは日常生活を送る中で、仕事や運動、ストレスなど様々な場面で『疲れた～』と感じることがあります。これは、脳から『これ以上の運動や仕事、作業を続けると体に害が生じますよ』という警告で、『痛み』や『発熱』とともに『三大生体アラーム』の一つといわれています。
痛みや発熱は薬などで対処されますが、疲労はこれらに比べて危機感を感じにくく、対処しきれないことが多いようです。
また、脳は物事に対して楽しさや嬉しさ、やりがいを感じた場合、前頭前野が疲労シグナルを上書きし疲労感を感じにくくしてしまいます。
日本は勤勉勤労を美徳とする考えが根強く存在していて、他国と比べて仕事に費やす時間が長いことが疲労大国といわれる要因であるといわれています。残業や休暇の取りにくさなど、文化の価値観から休みにくく、疲れをため込んでしまう傾向にあるようです。
疲労感は数値化できない上に、感じにくいため、たかが疲れと軽視せず、自分に合った方法で対処することが大切です。

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